きう部考察記事　第一回～デッキ構築(2色)編～

2015年6月9日 MTG(Cubeドラフト) コメント (3)

某Bの人に「持ち主のお前が有利なのは明白なんだよ。さっさとキューブの記事書けカス。」とか言われたんで、現プールの私見でも。

第1回目としてデッキの方向性的なものを、色ごとの私的なランク付けをしつつ考察してみる。

とりあえずは一番組む機会が多いであろう2色編。
単色はピックが中々厳しいし、逆に3色以上で勝とうと思うと構築バランスが難しいからね。

って訳でまずは以下が私的なランク。

S
イゼット
セレズニア

A+
アゾリウス
ボロス

A-
ディミーア
シミック
ラクドス

B
オルゾフ

C
グルール
ゴルガリ

で、以下は各色目指すべき型だとか雑感。
過去に俺が組んだものでいいサンプルがあったらURLも載せておきます。

【イゼット】
プレイヤー、生物、PW全てに対処出来る万能カードである火力と、デッキの潤滑油、事故防止、そして何より息切れ防止になるドローで構成するこの色。

火力、ドロー、PW辺りをメインに構成すると○
カウンターバーンとは別物。カウンターはあってもいいけど、なくても全然デッキになる。

余談ではあるけど、《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》を一番うまく使える組み合わせでもある。
小粒を火力で焼き、デカブツは《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》で足止め、奥義まで行けば無限火力、無限ターン系呪文で終わり。

序盤から終盤まで隙がなく強い。

・http://masamtg.diarynote.jp/201505180135262349/
・http://masamtg.diarynote.jp/201402182211223768/

【セレズニア】
目指す型は

1.セレボン
2.ウィニー(ミッド寄り)

まず前者。簡単に言えばランプ系、これはマジで最強デッキの一角。
マナクリ、ランパン(持ちのクリーチャー)からのデカブツ、強PWの叩きつけ。単純だけどクッソ強い。

また、マスターピースである《ミラーリの目覚め/Mirari’s Wake》が取れたら更に完璧。
マナクリや、産む機械系PWから出るトークンがフィニッシャーになるうえ、次ターンからマナが倍！エルドラージも余裕で出る。

事故も少ないし、とにかくひたすら丸い。

次に後者。
これは何気に多い緑の呪禁クリーチャーや、両色に多いトークンばら撒き系カードを展開し、装備品で強化する感じ。

《制圧の輝き/Glare of Subdual》もあるから、盤面の制圧力も割と高い、

どっちもセレボン

・http://masamtg.diarynote.jp/201505252144164324/
・http://masamtg.diarynote.jp/201503020204562040/

【アゾリウス】
とにかく丸く、盤面の支配力が圧倒的な組み合わせ。

アーキタイプとしてどうというものはないけど、クリーチャー、除去、ドロー、PW全てが高水準にまとまっている。

ちなみに、《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner》＋《激動/Upheaval》でクッソ気持ち良くなれるのもこの色。

純正ではないものの、近い型

・http://masamtg.diarynote.jp/201505180135262349/

【ボロス】
目指す型は

1.ウィニー
2.トークンズ

まず前者、これは言わずもがな。
両色共に軽量クリーチャーに長けており、火力による後押し、白故の万能除去もある。
また、《再誕の宣言/Proclamation of Rebirth》などによってリカバリーも利く。

そして何より《ハルマゲドン/Armageddon》《戦の惨害/Ravages of War》の存在。
ラクドスとの差はここだよね。

次にトークンズ。
これは白のばら撒き系カードに《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge》や《軍勢の集結/Assemble the Legion》なんかを足したもの。

赤も何気にトークン生成カードが多いうえに、《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》なんかも相性が良い。

そこまで完成度は高くないけど、一応全勝時

・http://masamtg.diarynote.jp/201506080107031702/

【ディミーア】
目指す型は

1.リア二
2.ライブラリーアウト

といったところ。

前者はレガのリア二みたくデカ物一本釣りもいいけど、単純に《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》で187クリーチャーをぐるぐるするタイプも丸い。

後者はとにかく《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》がただ強なうえ、《欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception》もバカにできない。キューブのデッキは基本40枚だから、割と簡単に削れる。

またアゾリウス同様、アーキタイプ云々よりは地力で何とかなる組み合わせでもある。

他にもサーチ系がクッソ強いから、各種コンボデッキをやるならこの組み合わせを混ぜると丸い。

タッチ白ではあるけどナイトメア型

・http://masamtg.diarynote.jp/201505180135262349/

【シミック】
目指す型は一応2種類

1.ランプ
2.エドリック

前者はイメージとしては
ランパン系
→伸ばしたマナから各種重めのドロー(Xドローだとなお良し)
→デカ物等の決め技

フィニッシャーとしては《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》やら《霊異種/AEtherling》みたいなマナ食い虫が強い。

後者はまんまEDHのエドリック。
マナクリや軽量クリーチャー、蛇能力持ちなんかを展開しつつ《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》《沿岸の海賊行為/Coastal Piracy》《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》へ繋げ、大量ドローから(あれば)追加ターン。
地味に《禁止/Forbid》があると、バイバックしまくれてハーフロックになったりして気持ちE

上2つがランプ、1番下がエドリック

・http://masamtg.diarynote.jp/201505252144164324/
・http://masamtg.diarynote.jp/201502160131007736/
・http://masamtg.diarynote.jp/201312310620562211/

【ラクドス】
とにかく早くて尖ったビートにするならこれ。

各種軽量クリーチャー、火力、ハンデス、各種良質な物がプールに揃ってる。

またラクドスカラーのカード自体が全体的に強いのもあり、選択肢としてかなり有り。安定の強さ。

ミッドレンジやコントロールもなくはないけど、個人的には泣かず飛ばずな印象。

負け散らかしてはいるけど、一応ミッドレンジ

・http://masamtg.diarynote.jp/201503020204562040/

【オルゾフ】
構築でもだけど、器用貧乏感が半端ないこの色。

ウィニー、コントロール共に可能ではあるけど、《ハルマゲドン/Armageddon》各種クルセイドを介する前者の方が強い。

あとはトークンズ。
《苦花/Bitterblossom》《未練ある魂/Lingering Souls》《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》がいるので、この辺が取れれば。

【グルール、ゴルガリ】
ビートダウン、ミッドレンジ、コントロール…どれを取っても何故か中途半端な感じになる組み合わせ2種。

よっぽど綺麗に組めればワンチャンあるものの、個人的にはあまり強い印象がない。

グルールはモンスターズ的なデッキが組めればあるいは…。

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そんな感じ。
ここに挙げたようなデッキタイプを目指せばそこそこ勝てるはず。

繰り返すけどあくまで私見。
しかもHoliday cubeとかじゃなくてあくまで俺のキューブでの話なんで、相当身内ネタになるからそこんとこよろしく。